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島口 | 標準語 | 用例・意味等 | |
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セー | 竹製の篭。アセラ、アラデ=荒篭。竹を荒削りして造る。古く甘藷を洗う器具として農家の必需品であった。家族の多い家ではアラゼに煮芋を入れて食事をした。 クマデ=細い篭。細い竹ヒゴで編んだもので米、糠などの容器として使用される。 |
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セーク | 大工 | セークニン=大工人 セークユェ=大工祝い。1月2日の午前中床前に大工道具を並べて祝う。大工神による作業安全を祈願する。 セークハジメ=大工始め。墨指し(シジブ)を一本造るか、柱を木馬に乗せて削る作業をする。その後大工祝いにうつる。シシブは墨壺か。シブの項参照。 |
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セーバチ | 征伐の義か。面倒をみる。 セーバチベン=面倒役。ベンは部で雑色部と同義。 |
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セーブネ | 背骨 | 七草雑炊飯に豚のセーブネを入れて炊く。 マイブネ=臀骨。 シネブネ=足骨。 ウッカンブネ=頭骨。 |
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セーチン | 雪隠 大便所 |
セッチンとも言う。古くは屋敷の北側の隅に家屋とは別棟として建てた。船材や流れ木をセーチンに使うと縁起が悪く、便所神の祟りは恐れられていた。 | |
セッカン | 石棺 | 立棺、座棺、寝棺(長棺)はどれも板棺だが石棺は石板を四面にたてて、板棺を中に入れ石蓋をかぶせる葬法である。死体には土がつかず埋葬される。主加那支階級の葬法で亀津には数基の石棺があると聞く。 古
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ゼンカネ | 銭金 | ゼニカネの訛り。 民謡
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センムト | 千本 分葱 |
本数が多くなることからこの称があるのか。秋に球根を植えて春まで食卓に供される。 | |
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