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島口 | 標準語 | 用例・意味等 | |
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ヌ | 何 | ヌガ=何か ヌシガ=何をしているか 民謡
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ヌカデ | 百足 むかで |
むかでの訛りか。 | |
ヌカブ | 蚋 | ||
ヌカミシュ | 糠味噌 | 野菜、豚肉、豆腐粕、塩などの原料で造る。やがて蘇鉄(ステチ)実味噌、豆味噌、米味噌、そして醤油と調味料の王者が登場してきた。そのころ糠味噌を卑称するあまりヌカミシュウッカン(糠味噌頭・低能)の新語ができた。潮味が主で塩も十分得られなかった明治の頃は糠味噌は馳走の頭であったのが。 | |
ヌガ | 何故か 何か |
ヌダレンガ=何故ですか 民謡
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ヌキ | 織物の横糸。味噌の副次的な原料の称。 縦糸とヌキに依って模様を織りなすことから、米味噌のヌキに豆を使うと置き替えたこととみる。 俚諺
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ヌゲリ | 逃げる | シジヌゲ=筋肉脱げ、勤労意欲を欠くこと。組織から外れる。束から外れ去ること。 | |
ヌサリ | 授かり 恵まれて |
ヌサリムン=幸運者 ヌサリ日=幸運日 ノサイ=のさらぬ堪え得ぬ ノサル=授かる、運がいい。 |
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ヌシド | 盗人 | ヌシドムン=盗人者 俚諺
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ヌスンガ | 何をするものか | ウッサンゲガデ ヌスンガ(そんなに多く 何に使うのか。) | |
ヌダ | 技 業 芸 |
ヌーヌ ヌダンバネームン=何の技も無い。 | |
ヌダゲ | 食物や水が気道に入り吐き出すこと。飲み違え。 | ||
ヌッテ | 乗って 賭ける |
ヌイヌイ=各人乗って。各人ごとに賭けて。 俚諺
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ヌッキャン | でしゃばる 出すぎる |
大風呂敷をひろげる。派手。 ヌッキャンムン=でしゃばり者 |
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ヌビ | 喉 | ユーヌビ=気道に物が入る。 ユーミチ=道草。 ヌビンチノ=喉角、喉の出張った骨格。 |
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ヌブイ | 上り 昇り 登り 上り船 |
俚諺
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ヌブセ | のぼせ 頭に来る |
ヌブセムン=一人よがり者。卑称。 | |
ヌミ | 飲み 呑み |
俚諺
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ヌル | ノロ 神官 女神官 |
ヌルクンガナシ=祝女加那支 ノロの項に詳記あり。 |
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