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更新日:2020年2月1日

金見崎ソテツトンネルと金見崎展望所

KanamizakiPalmTuunel_01壮観な海の景色が島の北東端にある金見岬展望所を訪れる人を待っています。途中最も景観を楽しめる行き方は、200メートルにわたって続いているシダのようなヤシ(実際は日本語でソテツと呼ばれるcycads)のトンネルを歩く経路です。この古代の種が密に茂る下にある曲がりくねった道は亜熱帯の島の雰囲気を醸し出すとともに暑さからしばし逃れられる木陰を与えてくれます。

防風林

ソテツは、地元の畑の境界を示し、近くの海から吹き込む風から作物を保護するために最初に植えられてから少なくとも3世紀にわたって、この場所で葉を茂らせてきました。

野生生物に注意

背の高い人は、アーチの上の方に広がる沢山のクモの巣が頭についてしまうかもしれませんが、クモは無害です。クモより危険な生き物である猛毒を持つヘビ「ハブ」がまれに木の間から姿を現すので、誤って踏んでしまわないよう、道の真ん中を歩きましょう。ハブは琉球諸島の固有種です。現在は咬まれることはごくまれですが、注意が必要です。姿を現すかもしれない別の琉球諸島の爬虫類は、色鮮やかな尾を持つ無害なバーバートカゲ(Plestiodon barbouri)です。

見事な景色

KanamizakiLookout_02ソテツトンネルの向こう側にある金見崎展望台からは、トンネルの青々と茂る葉と周辺の景色、東シナ海と太平洋、さらに良く晴れた日には与路島・請島・加計呂麻島を見渡す壮観なパノラマが望めます。また、これらの島々の方角に向かって数キロメートルの沖合にあるダイビングと釣りに人気のスポット、トンバラ岩も見えます。トンバラ石は多数のカメのすみかです。冬の間にはクジラを目にすることもできます。

海岸線と灯台

KanamizakiLookout_01浜には、黒い岩(砂岩と泥岩)と一億年前に形成された石灰岩の露頭が散在しています。強い台風は、海から巨大な岩塊を岸まで運んできました。海岸と灯台に行くには展望所の近くの道を下ります。岬のこの地域は驚くほど様々な貝殻を背負って走り回るヤドカリの楽園です。ヤドカリはアダン(Pandanus odorifer)の木の果実を好物としており、しばしばこのヤシに似た木に登って食事を楽しみます。

※展望所へは、ソテツトンネルの右側にある道路を通っても行くことができます。

※金見地域は奄美群島にまたがる奄美群島国立公園の一部です。

 

行き方

  • ソテツトンネルと展望台は空港から車で20〜25分で、5台分の無料駐車場があります。駐車場から展望台までの道は、車椅子の人やベビーカーが通行可能な緩やかなスロープです。トイレが利用可能で、岬にはカフェがあります。

 

お問い合わせ

所属課室:おもてなし観光課商工観光係

鹿児島県大島郡徳之島町亀津7784番地

電話番号:0997-83-0731

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