更新日：2014年2月27日

離島こそ遠隔教育を生かそう～シンポジウムで意見交換～

遠隔教育の活用について学ぶ参加者

「奄美群島における遠隔教育の未来」（アマミノミライ主催）が2月25日、町生涯学習センター研修室で開かれました。教育や行政の関係者ら約30人が参加。講演で遠隔教育の活用状況を学び、パネルディスカッションで学力向上や地域活性化に向けた活用策を検討しました。
福岡市に本部を置くサイバー大学の勝眞一郎教授が、遠隔教育の歴史、海外や離島における最新の活用事例を解説。奄美群島でのアンケート調査でも、勉強や自己研さん、趣味などでのインターネットを利用した学習方法に関心が高いことを挙げ「やる気を持続するためには、サポートする仕組みが必要」と環境整備を求めました。
パネリストとして、母間小学校の福宏人校長とダイビングショップを営む鈴木竜爾さんが加わり、学校教育やビジネスでの効果的活用を紹介しました。参加者からは、町内の小中学校で実施している学士村塾や国際交流授業での活用で、離島のハンデ解消に生かしたいと期待する意見などが出されました。