ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース 平成27年1~3月 > 島の林縁を彩るカンアオイの三重奏
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トクノシマカンアオイ(絶滅危惧2類)
徳之島に自生する3種類のカンアオイが、林縁で開花していました。花色や葉の大きさなどがそれぞれ異なり、島の植物の個性を垣間見ることができます。
紫色の花が印象的なトクノシマカンアオイは、葉が卵状三角形で、長さ5~10cm。がく筒の中央部がやや膨らんでいるのが特徴の徳之島固有種です。
がく筒が2cm程の可愛らしいハツシマカンアオイも、徳之島固有種。花茎が他のカンアオイに比べて長いのが特徴で、凛と立ち上がっているように見えます。
カンアオイの中でも、その名の通りひときわ大きい葉を持つのがオオバカンアオイ。葉長は10cmを超え、力強い緑色の花を咲かせます。徳之島と奄美大島の固有種です。
これら3種類のカンアオイは常緑広葉樹林内に生え、徳之島に自生する希少植物の多様性を表しており、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に分類されています。
(写真説明は環境省のレッドリストでの分類です)
ハツシマカンアオイ(絶滅危惧1B類)
オオバカンアオイ(絶滅危惧1B類)
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