更新日：2015年3月13日

多様な生物が暮らす島の魅力を紹介＝琉球大学出前講座＝

琉球列島の生物の多様性を紹介する富永篤准教授

伊仙町中央公民館で3月7日、琉球大学出前講座「島にすむ動物たちの魅力」がありました。同大学教育学部の宮永篤准教授が、奄美群島を含む琉球列島の成り立ちと、島々に生息する生物の多様性についてスライドを使いながら解説し、町内外から集まった約60名が聴講しました。
宮永准教授は、大陸と陸続きだった琉球列島が分離したことで多くの固有種や固有亜種が残り、独自の進化を遂げてきた過程などを説明。「琉球列島の島々は、生物の多様性が高い貴重な地域である」と述べました。
同講座は、平成26年9月に同大学と奄美群島広域事務組合が包括連携協定を締結したことにより、研究成果の地域還元などを目的に実施されました。