更新日：2013年7月30日

今日の評価を今後の飼育へ

大島紬の打掛をした「よしみ」と永吉輝彦さん夫妻

天城町西阿木名のJA徳之島中央家畜市場で7月22日、肉用牛共進会が開かれました。島内3町の畜産農家から27頭が出場。月齢別に2部門に分け、肉用牛としての資質などを競い、永吉輝彦さん飼養の「よしみ」がグランドチャンピオンに輝きました。
審査員が、月齢に応じた発育、血統、体形などを総合的に審査。全体の出品に関して「血統が重視された良い出品」「発育、体積が十分」など高い評価をつけた一方、「尻や腿の幅や厚みに難がある」「毛色に改善の余地がある」などの改善点が上げられました。
今回の共進会は、鹿児島県内で今年度初の共進会として開催されました。審査を担当した全国和牛登録協会鹿児島県支部の坂元信一事務局長は、「県内でいち早く受けた評価を今後の改良に生かし、さらなる品質の向上を期待しています。」と呼びかけました。
その他の上位は次の通りです。（敬称略）

第1部[12～16ヶ月]
第1位：永吉輝彦（徳之島）第2位：宮美立（伊仙）第3位：池田常敏（徳之島）
第2部[17～23ヶ月]
第1位：田中久夫（伊仙）第2位：福田達男（徳之島）第3位：里美幸（徳之島町）