ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース(2015年〈平成27年〉10月~12月) > 集落の力でかんきつ類を守れ!~テックス板一斉設置~
ここから本文です。
尾母、大原、白井地区で作業進行についての話し合い
町内全域で12月19日、ミカンコミバエ防除のためにテックス板の設置が一斉に行われました。各地区集落住民や農協職員、役場職員などのボランティア約300名が集まり、誘引剤と殺虫剤を含ませた4.5cmの木片を木の枝などにくくりつけました。
今回の防除作業では、町内全域を12地区に分け、集落内から山や畑などに100m間隔でテックス板を取り付けました。参加者は集落の地図に設置場所の印をつけ、テックス板を付属の針金で木の枝や軒先などに手作業で設置していきました。尾母地区で参加した女性は、かんきつ類の出荷が可能であることに安堵する一方、「えらい虫が飛んできてしまった。作業は大変だが、これからの予防のために力を注ぎたい」と話しました。
今回の作業では、223名の一般住民の協力で、町内全域に1,900枚のテックス板が取り付けられました。島の基幹作物を守るため、地域住民が率先しで作業を進行し、各地区の地域力の強さが見られました。
テックス板の設置場所に印をつける参加者
周りの環境を確認しながら設置する参加者
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください