ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース(2015年〈平成27年〉7月~9月) > 次世代へ郷土文化の継承を~徳之島民謡大会~
ここから本文です。
元気なウギ節で会場を盛り上げた徳之島三味線愛好会「結」の皆さん
町文化会館で8月29日、徳之島三町文化協会主催の「第25回徳之島民謡大会」が開催されました。島内から約600名の観客が集まり、島唄や新民謡、島口漫談や伝統芸能を見て聞いて楽しみました。
徳之島三町から個人や団体が出場し、伝統芸能や島唄の演奏などを中心に、19の演目を披露。島唄や新民謡が演奏されると会場のあちらこちらから歌を口ずさむ声が聞こえ、伝統芸能の踊りでは感嘆した声が広がりました。島口漫談では、ユーモアあふれる話しぶりに、始終会場が笑いに包まれました。
開会式で町文化協会の幸野善治会長が「廃れゆく島口や島唄、民謡や郷土芸能を後輩に引き継いでいきたい」とあいさつしたように、若い世代への継承が問われる伝統文化。子ども達の登場に大人たちは息をのむように静かに出番を見守り、演奏や唄が終わると拍手喝采で子ども達の健闘を称えました。
中元楓花さんと冨里綾乃さんのペアは、「ヨイスリ節」を澄んだ歌声で歌い会場を魅了。亀津中学校1年生の中元さんは、「さまざまな大会に出場しているけれど、緊張して声が震えてしまった」と振り返りました。亀津小学校5年生の冨里さんは「もっと高い音を出せるように練習を頑張っていきたい」と話しました。
澄み渡る歌声を響かせた中元楓花さん(左)と冨里綾乃さん(右)
ユーモアあふれる島口を披露したダニエル先生
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください