ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース(2015年〈平成27年〉7月~9月) > 伝統を守り体育館で=手々ムチタボリ=
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男女が輪になりアンゴー踊りを披露
徳之島町の手々集落で8月16日、町指定無形民俗文化財「ムチタボリ」が開かれました。連日の雨のため、住民の家を回るのは取り止め、手々小中学校体育館での実施。扇子を手に白い布をまとった男性と浴衣姿の女性が、太鼓と三線に合わせて息のあった踊りを披露しました。
例年、お盆の8月15日に行なっているものの、大雨により16日に延期。それでも、天候の回復が難しいため、伝統を守る意味からも屋内での開催を決定しました。集落内外からも大勢の住民が集まり、午後7時にスタート。通常は別々に回る大人と子どもたちが、2重の輪になって踊る「アンゴー踊り」を演じました。
井上章司区長は「(過去には)大雨で途中から体育館で行ったことはあるが、これも伝統行事を絶やさないため。継続することが大事」と話しました。
同集落のムチタボリは、アキムチと呼ばれる豊年感謝祭とタネムチと呼ばれる豊作祈願祭が80年ほど前に一つになったと言われています。
三線と太鼓に合わせて踊る参加者
浴衣姿で踊る子どもたち
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