ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース(2014年〈平成26年〉4月~6月) > 底打ちからの再興へ=さとうきび振興大会=
ここから本文です。
南西糖業の田村順一社長による今期製糖経過報告
伊仙町義名山総合体育館で5月25日、「徳之島さとうきび振興大会並びにさとうきび感謝デー」が開催されました。生産農家と関係者ら約500人が参加し、「徳之島の生命、サトウキビを守ろう」と気勢を上げました。
大会は、徳之島サトウキビ生産対策本部長の大久保明伊仙町長が「大変厳しい状況が続いたが、今年からは高利益な農業へ挑戦していきましょう」とあいさつし開会。今期製糖経過報告で、南西糖業の田村順一社長は「平成25年期サトウキビ生産量はすべての項目で底打ち。今年は徳之島のさとうきび再構築元年とし、来年の大会で農家へ利益確保の報告をしたい」と決意を新たにしました。
講演では、鹿児島県農業開発総合センター徳之島支場の馬門克明主任研究員が「機械化体形に対応した栽培方法」、南大島農業共済組合の農産兼特済係の大保和秀さんは「さとうきび共済制度」について分かりやすく説明。事例発表として、徳之島高等学校総合学科生物生産系列の生徒7名が「甦れ!ウギの島」と題し、アンケート結果から見た島のサトウキビ生産の現状を紹介。若者が参入できるサトウキビ作りへの期待を込め、今後の課題などについて論じました。
参加者は、天城町農家代表の仲洋志郎さんの発声で「夏植の植付で、さとうきびの面積を拡大しよう」など5項目を唱和し、生産量回復を誓いました。
表彰者は下記の通りです。(敬称略)
〔優秀農家〕
(伊仙町)元田高美・盛俊秀・仲洋一
(天城町)上岡一夫・三代喜美子・重田浩次
(徳之島町)保岡セキ・善田良孝・澤和仁
〔南西糖業株式会社特別表彰〕
作田米成(伊仙町)
研究事例を発表した徳之島高等学校の生徒たち
優秀農家表彰を授与される農家の皆さん
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください