更新日：2015年5月8日

殺虫シートでカミキリムシ駆除＝手々集落で＝

専用の殺虫シートを木の幹に巻き付ける参加者

手々集落で4月30日、ゴマダラカミキリムシの一斉駆除作業が実施されました。集落内全てのタンカン等のミカン木類に、専用の殺虫シートを巻き付ける作業を行いました。
駆除作業は、地元生産農家とJA、町担当課職員ら20名が参加。喜界島での実証実験で成果を確認している、鹿児島大学農学部の津田勝男教授らが指導しました。津田教授は「シートを下から30cm程の高さに、隙間ができないように」などと説明。参加者は、4班に分かれて事前に調査済みの全対象樹木にシートを巻き付け、見落としが無いかなどを再確認した上で作業を終了しました。昨年度より3年計画で手々集落での効果を検証し、他の地域の駆除にも活かす計画です。