ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース 平成27年4~6月 > 平和願う心を後世に=富山丸慰霊祭=
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献花し、犠牲者の冥福を祈る宮崎県遺族会の皆さん
「第52回富山丸慰霊祭」(富山丸遺族会・徳之島町・なごみの岬公園運営協議会主催)が4月24日、徳之島町亀徳のなごみの岬公園で執り行われ、全国の遺族84名と地元関係者ら約40名が参列し、犠牲者に鎮魂の祈りを捧げました。
式典は高岡秀規町長の祭祀に続き、宮崎県遺族会の牛島荘吉さんが「富山丸の悲劇を通して戦争の悲惨さを後世へ伝え、平和への思いを強く呼び起こす貴重な機会にしなければならない」と慰霊の詞(ことば)を捧げました。
各県の遺族会ごとに献花し英霊の冥福を祈り、代表者が家族の近況などを涙ながらに語りかけました。香川県遺族会の桑島正道さんは「何回、何十回、何十年参加しても、毎回新たな感動を覚える。命の続く限り、徳之島へ恩返しに通いたい」と謝辞を述べました。
輸送船富山丸は、太平洋戦争末期の昭和19年6月29日、徳之島町亀徳の沖合約3キロで米潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没し3724名が犠牲になりました。
慰霊のことばを捧げる宮崎県遺族会の牛島荘吉さん
お礼のことばを述べる香川県遺族会の桑島正道さん
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