更新日：2015年4月20日

伝統行事を共に楽しむ＝中区老人クラブ参加＝

一列に並んで苗を植える住民ら

昔ながらのユイワク（共同作業）による「田植え祭り」が4月19日、徳之島町の手々集落で開かれました。今年は、亀津中区の高齢者クラブ会員30名が参加し、伝統行事の保存継承に向けた交流を深めました。
集落内外から集まった住民約50名が一列になり、手々若返りクラブ会員10名の田植え唄に合わせ、道綱を目印に苗を植えました。途中の休憩時間に、中区高齢者クラブが田植え踊りを披露し、参加者から大きな拍手が送られました。
引き続き、田植え作業を続け1時間ほどで終了。約8アールの水田に植え付けた苗はもち米で、稲刈りは7月20日の予定。200kg前後の収量を見込んでいます。

作業終了後に会場で開かれた懇親会で、参加者同士の親睦を深めていた中区老人クラブの間早男会長は「田植え作業をしている場所で初めて踊ったが、とても楽しい。田植え踊りは中区の貴重な文化財なので、これからも守って行きたい」と笑顔で話しました。