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本事業は,全国からお寄せいただいた「ふるさとおもいやり基金」を活用させていただき,令和4年7月31日から
8月6日の6泊7日にわたり,町内の中高生10名が関西・関東で職場体験や企業訪問を行いました。
7月31日 | 8月1日 | 8月2日 | 8月3日 | 8月4日 | 8月5日 | 8月6日 | |
午前 |
徳之島から 関西へ |
交流会 一般社団法人 徳之島 |
職場体験 神戸海洋博物館 カワサキワールド |
関西から 関東へ |
会社見学 マレリ 実験研究センター |
体験学習 ソフトバンク 株式会社 |
商品開発体験 SoupStockTokyo |
午後 |
施設見学 REDEE |
施設見学 早駒運輸 株式会社 |
講話・庁舎見学 神戸市役所 |
グローバル体験 マレリさいたま本社 |
関東から 徳之島へ |
プログラミングをはじめとしたデジタル技術が体験できる施設となっており,「エンジニア」「クリエーター」「プロゲーマー」の3種類に分かれた30種類以上のコンテンツを体験できました。
ガレリアラウンジPC体験エリア:本格的なゲーミングPCでeスポーツタイトルを体験
超没入方VR体験エリア:3D映像や音声でリアルな最先端VRゲーム
プログラミング体験エリア:LEGOでロボットを組み立て,プログラミングを組む
ドローン体験エリア:飛行型・陸上型の2種類のドローンを操作する
Virtualeサイクル体験エリア:自転車を漕ぎながら街中を走行する体験
EmotorsportsStadium:ドライビングシミュレータでグランツーリスモSPORT体験
HTCVIVEVR体験エリア:VRでリアルな職場体験やパズルゲームを体験
プロゲーマー体験(アリーナ):日本最大のスクリーンでプロゲーマー体験
故郷である徳之島を離れ,関西で活躍している方々と交流する機会を作っていただきました。「希望・勇気・忍耐を持ち続けること」「物事を成功させたいときは,まず行動する勇気が必要」など,皆さんが日頃心がけていることや故郷を離れて頑張ろうと決心した経緯・離れて分かる徳之島の魅力をお話ししていただきました。
また,めったに経験することのない名刺交換をさせていただきました。名前を見れば誰の孫なのか分かり,島ならではの会話が飛び交っていました。講話中は緊張していた生徒も,対面で優しく話してくださったことでリラックスして会話を楽しんでいました。
早駒運輸は1885年に創立し,神戸港で引船業・繋離船業・観光船業など様々な事業を通して,お客様にサービスを提供している会社です。
早駒運輸が指定管理を行っているメリケンパーク内にある公園には阪神淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部がそのままの状態で保存・整備されていた。また,大震災から20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という神戸を誇りに思う気持ちが込められた「BEKOBE」と書かれたモニュメントを案内していただきました。
体験学習では,タグボートといった大型船の離着岸をサポートする船や,bohbohKOBEという旅客船に乗船し,船の役割を学んだり,船内の見学をしました。
神戸港湾都市「神戸」の歴史はもとより,船や港の仕組みや役割,さまざまな先進技術が投入された舟艇の展示を展開し,神戸港の開港以来,その歴史とともに歩んできた川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」が併設されています。
神戸海洋博物館では神戸港の歴史について学んだりコンテンツの体験をしました。その後,受付業務やコンテンツの説明などの職場体験をさせていただきました。
カワサキワールドでは,120年にわって陸・海・空はもとより,遥かな宇宙から深海にまで多彩な製品を送り続けている川崎重工の生い立ちや歴史など,それぞれの時代の最先端技術を学びました。
神戸市役所では,市役所職員の仕事内容や神戸市のSDGsの取り組みについて学び,徳之島との取り組みの違いについて考えました。
次に,企画調整局長に神戸市と徳之島の繋がりについてお話していただきました。子ども達は住んでいる徳之島が都会である神戸と様々な繋がりがあったと知り,驚いている様子でした。
また,7月の中旬に市役所の横に建て替えられた中央区役所の庁舎見学をしました。徳之島にはない新しいサービスや設備などを案内していただきました。
会社説明会では,車が安全に走行するために様々な項目の検査が必要だと学びました。その後に,実験室で各項目の検査を体験させていただきました。
実車風洞:時速250キロ相当の走行条件の再現や,様々な気候に対応できるかを評価する
電波暗室:電波が完全遮断された部屋で自動車に電波を当て,部品にどんな影響を与えるかを評価する
空調実験設備:世界標準の快適温度23~25度をマネキンで測定する
内装低級音評価設備:音が遮断された部屋で車内で聞こえる低級音を評価する設備
本社では,マレリが行っているSDGsの取り組みやコロナ禍の社会貢献についてお話していただきました。
次に本格的な会議室で,海外メンバーの方と徳之島の保護者とをオンラインで繋ぎ,疑似グローバル体験をしました。中には英語で質問する生徒や積極的に手を挙げて質問する生徒の姿も見えました。
ソフトバンク株式会社では,タブレットを使った動画撮影や編集に挑戦し,完成した動画をプレゼンテーションアプリを使って発表しました。
次に,中高生で初めて足を踏み入れることのできた「EBC(エグゼクティブブリーフィングセンター)」を見学させていただきました。そこではロボットが運ぶドリンクを受け取り,アバターを使って空中に文字を書いたり仮想空間の物を掴むなど,とても貴重な体験をしました。
「世の中の体温をあげる」を企業理念とし,お客様の身体だけでなく心も温めるために商品を渡す際に優しい一言をかけることを職員全員が心掛けているスープ専門店です。
職業体験では,2つのカレーを試食して味の違いについて考え,地域の環境によって味が変わる理由を学びました。そこで徳之島の特色を活かしたオリジナルのカレーを考える商品開発の体験をしました。
今回のインターンシップで学ばせていただいたことは,仕事をすることの責任とやりがいです。様々な企業を回って1つの仕事に沢山の人が関わっており,その仕事に責任ややりがいを感じて一生懸命な姿がかっこいいと思いました。
この経験を活かして自分の考えや意見を積極的に相手に伝え,伝わりやすい言葉選びを意識したいと思いました。また,都会に出たことで都会の良さだけではなく徳之島の素晴らしさにも気づけることができました。
今回徳之島町インターンシップ教育事業に参加して,各企業を回り様々な職業を知ることができました。その中で1番印象に残っているのは,マレリホールディングス株式会社での会議の様子です。海外の仲間とオンラインで繋いで,1つの仕事を一緒に作り上げていく様子がとてもかっこよかったです。これから社会に出ていく上で,この経験や知識を力今回インターンシップ教育事業を通してたくさんのことを学ぶことができました。会社訪問ではスタジオの見学インターンシップ教育事業を通してたくさんのことを学ぶことができました。会社訪問ではスタジオの見学
今回のインターンシップ教育事業では,それぞれの仕事のやりがいや自分の知らない職業について知ることができました。徳之島ではできないような都会ならではの体験をすることができ,前から知っている企業でも実際に行くことで新しい発見が多くありました。各企業の方々の話を聞く中で,意見を聞くだけでなく相手からの質問に対して自分ならどう答えるかを常に意識していました。しかしすぐに答えが出ないことがあり自分の考えをまとめる力が自分には必要だと痛感しました。また,これからは徳之島や自分の地域についても知識を付けていきたいと思います。
僕が今回参加して学んだことは,物事を成功させたいときにはまず行動する勇気が必要だということと,集団行動の大切さです。職業のことについて深く考えるだけでなく,自分の日常的な部分についても学ぶことが沢山ありました。
こうして職業の幅が広がったことで,僕が元々目指していた職業と将来像が少し変わり,アプリの開発などから機械やAIの開発に興味がわきました。なので今後も視野を広く持ち,インターンシップに参加してよかったと今より思えるように自分の就きたい仕事に就きたいと思いました。
行ったことのない都市に行って様々な体験をして,とても貴重な時間を過ごすことができました。eスポーツではゲームを通して人と繋がることができたり,SDGsの取り組みを聞いてジュニア・リーダーの活動の参考になったり,デジタルワークでは未来の働き方でとても興味が湧きました。また,職業に関してだけでなく人との接し方や場の緊張感を身体で感じて社会人としての体験ができました。
今後は,インターンシップでの経験を参考に自分のしたいプロジェクトなどに活かしていきたいです。
今回インターンシップに参加して普段徳之島では知ることのない職業に触れ,見学や体験を通してとても貴重な時間を過ごすことができました。また,日常的な面でも教えていただき,自分を見つめ直すきっかけとなりました。
今後は,自分の将来について深く考え,自分と向き合って自分が一生懸命になれる職と出会いたいです。
私がインターンシップに参加して学んだことは,人間関係についてです。どの企業の方々も人間関係を大切にし,そこに苦労したとおっしゃっていたからです。自分が生活していくなかで沢山の人と関わり,その人たちのおかげで生活できていることを改めて感じました。
今後は,普段の生活の中で1つ1つのことに感謝していきたいです。また,今後このような機会があれば積極的に参加し,様々な人と関わり,良い関係を築けるようにしていきたいです。
今回のインターンシップに参加して,職業について学ぶだけでなく人前に出ることが苦手だったのが少しずつ人前に出れるようになり,自分の成長に繋がりました。
今後は,インターンシップで学んだあいさつや時間厳守は普段通り気を付けて,将来の進路に向けて経験を活かしていきたいです。また,この経験を来年度以降の為にも色々な人にインターンシップの良さを伝えていきたいです。
今回のインターンシップに参加して,学んだことは「希望・勇気・忍耐」を持ち続けることと,夢を大きく持つことの大切さです。自分の職業に誇りを持って仕事をしている方々のお話を聞けてとても心に残りました。
今後,高校を卒業して進学や社会に出るにあたって,コミュニケーション能力や人間関係を大切にしていきたいと思いました。また,夢を大きくもって進路実現のために受験勉強も粘り強く頑張りたいです。
今回のインターンシップで私が1番成長したと思うことは,自ら進んで質問したことです。最初は質問が浮かばなかったり,浮かんでも勇気が出ませんでした。しかし,このままではいけないと思い次の日からはメモを取り,これまで以上に話に耳を傾けることで自然と質問したいことが浮かぶようになりました。1度勇気を出して質問をすると怖いと思わなくなり,マレリ海外メンバーの方々とのオンライン会議では英語で質問することができました。
また,今までは島の中の職業しか知らずに進路を決めていましたが,今回参加したことで世の中には私が知っている以上の職業があることを知りました。この経験を活かして視野を広く進路選択をしていきたいと思います。
そして,集団で行動するうえで時間を守ることや挨拶をすることなど,基本的なことが大切だと改めて感じ,普段の生活でも意識して生活していきたいです。
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