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令和5年度徳之島町インターンシップ教育事業が、令和5年7月30日から8月5日の6日間日程で実施されました。今年度は中学生5名、高校生5名の計10名が参加し、貴重なひと夏の体験をしました。
子ども達の体験を訪問企業ごとにご紹介します。(データの関係上写真がない訪問先もあります。ご了承ください。)
本事業は、全額ふるさと納税を活用して実施しました。納税者の皆さまのおかげで、参加した中高生たちは一回りも二回りも成長しました。全国からあたたかいご寄付をいただきましたご寄付者の皆様ありがとうございました!
7月30日 | 7月31日 | 8月1日 | 8月2日 | 8月3日 | 8月4日 | 8月5日 | |
午前 |
移動日 徳之島 から 東京へ |
施設見学 未来科学館 |
施設見学等 国会議事堂 参議院体験 プログラム |
会社見学 不二家 秦野工場 |
会社訪問 Yahoo JAPN! |
会社訪問 ぐるなび |
施設見学 JAL SKY MUSEUM |
午後 |
交流会 関東徳州会 |
施設訪問 気象庁 |
学校交流事業 秦野市立 西中学校 学生団体E4 |
会社訪問
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コラム作成体験 Jalux |
鹿児島へ 移動 |
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施設訪問 農林水産省 |
台風の影響により、1日前倒しての上京となり空き時間を活用して江東区にある「未来科学館」を見学しました。未来科学館は、「地球とつながる」「未来をつくる」「世界をさぐる」の3つのテーマで構成されており、日本の科学の歴史やアンドロイドなど近未来を体験できる施設を見学、学習しました。
故郷である徳之島を離れ、関東圏で活躍されている「関東徳州会」の皆さまと交流事業を実施しました。交流会では、インターンシップ生が島の方言で自己紹介を行った後、関東徳州会の方々に自己紹介いただきました。会では、関東徳洲会の皆様が島を離れ、島を想い社会人として歩んできた歴史について教えていただきました。最後には「あいさつ」や「素直である」ことの大切さに触れ、インターンシップ生へエールを送っていただきました。
参議院特別体験プログラムでは、初めに参議院委員会・本会議のセットのある会場で模擬議会を行いました。模擬委員会・模擬本会議では、実際に審議された「少年法改正」の法案について、台本に沿って法律が制定されるまでについて体験しました。その後は参議院見学を行い、普段テレビで見ている参議院の本会議場や天皇の休憩場所等の見学を行い、最後は国会議事堂を背景に記念撮影を行いました。また、鹿児島県出身の森山裕国会議員のご厚意で、参議院内にある議員食堂で食事をするなど、貴重な体験をさせていただきました。
気象庁では、実際に気象庁の緊急会見が行われる記者会見室で気象庁に関するお話を聞ききしました。気象庁の全国にある拠点についてや天気や地震、津波等の情報を発信するまでの過程について詳しく説明していただきました。また、実際に天気予報や台風解析、地震、火山情報などの気象の最前線で働いている職員の皆様が実際に働いている「気象防災オペレーションルーム」の見学を行いました。併設されている気象科学館の見学も行いました。
農林水産省に訪問し、農林水産大臣室で当時の野村哲郎農林水産大臣の秘書である、天城町出身の碇本博一さんに政務秘書官としてのお仕事や、仕事への向き合い方、農林水産省の政策などについて詳しく教えていただきました。秘書の仕事をしてよかったこととの問いには、国会の議事録に自身の名前が記載されていることや、島の両親が喜んでくれたことなどを挙げ、大変なことも多いがやりがいのある仕事とお話しいただきました。
秦野市にある不二家秦野工場に訪問し、一般の方は入ることのできない工場内で不二家の歴史について学んだほか、それぞれが白衣に着替えて実際に工場内に入り、国内製造の9割を生産している不二家の看板商品「カントリーマアム」の製造過程を見学しました。工場内では出来立てふわふわのカントリーマアムを実際に試食させていただくなどとても貴重な経験をさせていただきました。また、不二家が秦野市と共同宣言を行った「ペコちゃんこども園プロジェクト」についても説明してもらい、不二家の新たな取り組みについて学びました。
今回のインターンシップで唯一の同世代の交流として、神奈川県の秦野市立秦野西中学校を訪問し、西中学校の生徒会と秦野市の学生団体E4と地域学校交流を行いました。交流事業では、西中学校がアイスブレーキングで場を和ませた後、秦野市と徳之島町のふるさと自慢をそれぞれ行ったほか、質問コーナーでは、どんな部活があるのか、単車の免許をとるのか、遊ぶところはどこか、学校の校則についてなど、子どもたちの視点から活発な意見交換を行いました。最後は現代っ子らしく、インスタアカウントを交換する姿なども見られ、同世代との交流に心から楽しんでいる様子でした。
Yahoo JAPANでは、CSR推進室の担当の方に、Yahooの会社概要や、グローバル企業としての働き方、Yahooのミッション「UPDATE JAPAN」をモットーにインターネット初期の時代から、顧客のニーズに合わせて提供するサービスを増やしてきたことについて説明がありました。続いて、オフィスツアーをご案内いただき、約800席ある社員食堂や、社員の意見で配置等が常にアップデートされていく執務室の様子について見学しました。
渋谷ストリーム内にあるGoogle Japanでは、マーケティング、技術職、広告運営に携わる3名の方に、世界有数のグローバル企業であるGoogleに就職した経緯や仕事内容について説明を受けました。Google Japanでは、社内の公用語が英語であり、社員30名の中で7国の国籍の方が働いてるとのことで、質疑応答では「中高生の時代に取り組んでいたらよかったこと」との問いには、英語の重要性を挙げ、社会人になっても学び続けることの大切さについてお話しいただきました。
ぐるなびでは、コロナ禍で働き方が変わり、出社する人が減ったことによりオフィス内で定位置を持たないフリーアドレスの執務室の見学を行った後、徳之島町の地域活性化企業人も務める加東さんからぐるなびの歴史や企業概要、ジビエを通したSDGsへの取り組みについて説明を行いました。質疑応答では、ぐるなびの社名の由来やぐるなびに入るための資格についてなど、ざっくばらんな意見交換が行われました。
Jaluxでは、食品流通部地域事業推進課の渡瀬さんからJaluxの事業内容について説明を受けた後、徳之島町のふるさと納税の返礼品である「のざき牛ハンバーグ」についてコラム作成を行いました。コラム作成では、生産者である株式会社高島屋さんとオンラインでつなぎ、ハンバーグにかける思いを直接伺ったあと、のざき牛ハンバーグを含めた価格帯の異なるハンバーグの試食して、自身が感じた味や食感見た目について、ふるさと納税の寄付者の方に購入していただくために、いかにして伝えていくのかというコラム作成の手順を学び、実際にハンバーグを紹介するコラムの作成を行いました。今回作成したコラムは、後日Jaluxのふるさと納税のサイトでご紹介いただきました。
JALの工場見学である、JAL SKY MUSEUMを訪問し、航空教室では、飛行機の歴史や仕事内容について学んだほか、歴代のキャビンアテンダントの制服等が展示されているエリアの見学を行いました。展示エリアでは、キャビンアテンダントやパイロットの制服に身を包み、飛行機や操縦室の模型で記念撮影を行いました。続いて格納庫見学を行い、格納庫内にある巨大な機体や実際に飛行機を整備している様子を間近で見学しました。また、飛行機が実際に離着陸する様子も見学し、空の安全がたくさんの方に守られていることを実感したようでした。
今回インターンシップに参加してみて学んだことは、まず素直な心を持つことや、あいさつを大切にすると郷友会の方々に教えていただきました。また、秦野市の人たちと交流をしてみて自分から発言できるなど個人としても成長できました。今後は、郷友会の人たちから教えてもらったことや他の場所で学んでことなどを活かして、あいさつを大切に生活していきたいです。
今回インターンシップ教育事業に参加して、あいさつや素直さが仕事において大切だと学びました。また、Jaluxさんでのコラム作成体験では、コラムは起承転結を意識して短く簡潔に書くことが大事だと教えてもらうなど、訪問した企業先でそれぞれたくさんのことを学びました。今後この体験を通して高校選択に活かしていきたいです。また、私は将来動物関係の病院やお店を開きたいと思っているので、Yahoo!やGoogleのような自由な働き方ができる場所を作っていきたいです。
今回研修に参加してみて、2つ特に学んだことがあります。1つ目は人の温かさです。今回、多くの企業さんに訪問させていただきましたが、どこの企業の方もとてもやさしく温かいなと思いました。たくさんの質問に応えていただいたり、仕事中にも関わらず会社の中を見学させていただいたりと感謝しかないなと思いました。また、秦野の学生のみなさんとは今でも仲良くさせていただいています。研修が終わってからも仲良くさせていただけて嬉しい限りです。ほかの所でもたくさんの温かさを感じました。最初は、井之川中1人で不安でしたが、とても楽しく研修をすることができました。
2つ目は島の良さです。今回、東京、神奈川、鹿児島と徳之島から長期間出てみて、改めて徳之島の良さを感じました。過ごしやすい気候、綺麗な自然、方言や文化など、今までは気づくことができなかった良さがあるんだなと思いました。今回学んだたくさんのことは、今後活かしていきたいです。例えば、今、中学3年という最高学年なので、後輩にきつく当たらず優しく井之川中のことを教えていきたいです。また、井之川中では夏目踊りやエイサーなどの伝統あるものがたくさんあるため、途中で終わらないためにも守っていこうと思いました。他にも礼儀や挨拶の大切さは生徒会で広めていこうと思いました。今回の研修でたくさんのことを学べて良かったです。
会社で働いている人々の接し方やどういう会社で何を目標としているかなど、会社を運営していく上で大切なことを知れあたり、その仕事に就いた理由などについてや今後どのような活動をしていくかなどについて知れて良かったです。
今後どのような滑動をしていくかなどについて知れてすごいなと思いました。また、今後の夢や目標などに活かしたりしていく上で、大切なことに気づけて良かったです。更に、いろんな会社の特色や良さについて知ることができたので今後の将来に活かしていきたいです。また、この体験を通して学んだ基本的な挨拶や礼儀についても大切にしていきたいです。
今回のインターンシップの研修に参加して各企業を見学して話を聞かせていただいて色々なことを考える機会になりました。徳之島では体験できない電車での移動や建物の高さを見て衝撃を受けました。自分から質問したり、質問をするために聞いた話をよく考えて前までの自分を変えられることができたと思います。少し成長できたのかなと思います。この成長をこれからの学校生活などで活かしていきたいです。
今回インターンシップに参加して、自分の興味のある分野や、将来なりたい職業関連に携わっている方々とお話する機会がありとてもよかったです。
今後、このインターンシップで学んだことを活かし、「あいさつ」や「声の大きさ」などに日頃から気を付けて過ごしていきたいです。
今回インターンシップに参加して学んだことは、これからの人生で一番人を引き付けるために必要なことは「あいさつ」であることです。この5日間であいさつをすることを心がけてきました。そのため、最終日になるにつれてあいさつ、気配りができるようになったと感じました。
多くの会社見学をしてきて思ったことは、Google、Yahooといった時代の最先端を行く会社の雰囲気が「さすが!」という感じでした。会社のデスクさえも人気が無ければ3か月で更新するといった切り替わりや心の広さがすごく良いなぁと思いました。魅力のある会社をたくさん見て、私も働きたくなりました。
この経験を活かして、自分で行動し、自分に良い機会を自分で作っていきたいと思います。
今回のインターンシップに参加して,あいさつの大切さや、時間を見て行動することの大切さを改めて実感することができました。たくさんの会社を訪問して、それぞれに大切にしていることがあり、自分が思っていなかった事も仕事の1つになっていたりしていして、すごいと思いました。
この経験を通して、まずあいさつできる人になり、自分の夢である保育士に少しずつ近づけるようにしていきたいです。
今回、私が研修に参加して学んだことはたくさんありました。まず、集団行動の大切さです。たまに遅れることがあったり、忘れ物をしたりすることがあったので、1人が遅れるとみんなに迷惑をかける大変さを知れました。そして、2つ目は、積極的に行動することです。いつもは人の話を聞くことの方が多いので、最初は慣れなかったけど、だんだん変われたと思うので良かったです。また、研修では色々な仕事の内容を知ることができたので、将来の夢や進路選択に活かしていきたいです。
今回インターンシップの研修に参加して学んだことは、礼儀の大切さ、コミュニケーション能力、集団行動の大切さ、時間を守ることの大切さなどを学びました。私は1回寝坊をしてしまい分かったことがあります。集団行動では、1人が乱れてしまうと他の人の時間も乱れてしまうので困らせてしまうことが分かりました。今後仕事があるときは、集団行動で学んだことや時間厳守などを活かしていきたいです。
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