活気溢れる一夜＝井之川夏目踊り＝

迫力ある伊宝地区の踊り連

井之川集落で8月16日夜から翌17日の朝にかけ、県指定無形民俗文化財の「夏目踊り」が行われました。地元住民を中心に帰省客や観客を交え、夜を徹して集落全戸を踊り歩きました。
浜下りを終えた住民は、午後10時頃から宝島、伊宝、佐渡の3地区に別れて集合。「あったら七月」など男女掛け合いの歌を太鼓や指笛で盛り上げ、各家々の庭先で老若男女が輪になって情熱的な踊りを披露しました。集落を回る踊り連には、それぞれの家で飲み物や菓子などが振る舞われ、タオルも配られました。踊りは朝10時頃まで続き、夜を徹して先祖の霊を慰め豊作を祈願しました。