島暮らし体験談
徳之島町に住む方々からお話をうかがいました。島暮らしのイメージづくりにお役立てください。
町北部の集落で子育て中のお母さん
ここは自分たちのスタイルで生活ができるところ。子ども達は、いろんな所ですぐに友達をつくる人なつっこい子に育っています。仕事が休みの日は一緒にいろんな経験ができるように、子どもとの時間を大切にしています。
子育てに悩んだ時、集落のおばあちゃん達から話を聞いて、大丈夫だと思いました。集落の皆さんが、子ども達をかわいがってくれています。
学校へは車で送迎をしています。近くに保育園や学童(放課後児童クラブ)がなく、集落に学校がない不便があります。子どもが小さい頃、夜中に熱を出した時は、車で30~40分かけて病院に連れて行きました。
月1回程度、集落の青年会のメンバーが一品持ち寄りで集まるなど、仲が良い集落です。かごいっぱいの野菜の差し入れをいただいたこともあります。集落の先輩たちがほんとうに元気なので、見習いたいです。
転勤で引越してきたIさんファミリー
2015年(平成27年)4月に徳之島町へ
「3年間こちらで生活する予定です。家族で地域の行事や催物に参加し、心豊かな毎日を過ごしています」
メッセージ
島と本土を比べてばかりいないで、不便さとか、島ののんびりした魅力を楽しめれば、充実した島での生活をおくれると思います。
徳之島町に住んでよかったこと
- 美しい自然、海山空すべて!
- 商業施設等がないからこそのゆっくりした時間。
- 家族みんなで過ごす時間が増えて良かった。人のあたたかさ。
徳之島町に住んで苦労したこと
- 常勤の専門医がいない(皮ふ科・耳鼻科・アレルギー科)。
- 運転マナーが悪くびっくりした。
- 野菜くだもの(島外産)の鮮度が悪い(これは船で運ぶので仕方ないですね)
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関西から徳之島町へHさん夫婦(50代)
2014年(平成26年)に徳之島町へ
「知り合いも沢山出来、家庭菜園・魚釣り・海に潜って魚突き・6月~11月までは、漁師さんと追い込み漁・夜光貝の研磨に目覚め、時間が有ればストラップ・小物作り等、暇なく充実した毎日を過ごしております」
メッセージ
自分で何か事業をするとか目的のある方は良いですが、私のようにそう言う気のない者は趣味、その他目的を見つけないと、挫折するかも。自然も毎日穏やかではないので、過度の期待をせず「今日は海が荒れているな~。」「雨やから、畑の水やりしなくて助かったわ~。」位の気持ちで。
徳之島町に住んでよかったこと
- 島の人には当たり前の風景かもしれませんが、春先に水平線から登ってくる朝日、同じく月、都会では見られない満天の星空、上空を横切っていく国際宇宙ステーション、海に目を移せばそこかしこにいる亀・イルカ・鯨の遊泳、海に潜ればどこまでも透明な海、色とりどりの魚達。
- 都会では絶対に体験できない事がいとも簡単に体験できる島。
- 島の人たちの優しさ、打ち解ければどこまでも優しく親切なこと。
徳之島町に住んで苦労したこと
- 島口がさっぱり解らない(これは無理有りませんが)
- 台風は全く問題が有りませんが船の欠航による物資の不足。
- 着たい服、その他いろいろな物が島には少なくインターネットか、本土へ行かないとならない事。お土産品の種類が少なく、子供たちに何かを送ってやりたくても迷ってしまう。
- とにかく車のマナーが悪い。
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そのほか「先輩移住者」の皆さん
メッセージ
- 現在では、インターネット等を通じて様々な情報を入手できますが、言うまでも無く自分の目で見て体で感じるのが一番です。また、よほど恵まれた方でなければ、暮らす上での理想と現実の違い、取捨選択が必要な事への覚悟は必要と思います。
- よく生活環境など調べてから移住した方がよいです。
- 都会から引っ越してくると遊ぶ所(都会で一般に言う遊ぶ所)はないので、物足りないかもしれませんが、その代わり自然が豊富で、無料で遊べる海・山があります。趣味を作ってから来られた方が良いと思います。
徳之島町に住んでよかったこと
- 豊かな自然に恵まれる一方、日常生活を営む上では、台風の襲来時以外に左程不便を実感する事はありません。
- “情熱の島”と称される徳之島だけに、歴史・自然・文化・人と刺激的で、飽きることの無い日々を過ごしています。
- 冬暖かく、気候温暖、自然豊かで海を眺めていると豊かな気持ちになる。
- 徳之島の人たちは親切、優しいと思います。
- 都会のように昼も夜もない時間に追われた生活と縁が切れた。
- 仕事のための時間、寝るための時間、自分のための時間の割合がバランス良く取れる。
徳之島町に住んで苦労したこと
- 島外への移動手段は航空路・航路に限られ、実家へ容易に帰省できなかった際などに、離島の不便さを実感しました。
- 冠婚葬祭等に関する人間関係が濃厚なため、人付き合いには十分配慮する必要があります。
- 台風などの自然災害の時に、停電や交通機能の不通が困る。
- 交通機関が不便(島外へ行くには費用が高い。沖縄などへの飛行機がほとんどなく、他島へも行きづらい。船は時間がかかるうえ、船酔いもネックになります。)
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