更新日：2016年6月28日

大規模災害に備えて～第42回大島支部消防操法大会～

「小型ポンプの部」で優勝した和泊消防団

6月19日に亀津新漁港において、「第42回大島支部消防操法大会」が開催されました。郡内12市町村の消防団から選ばれた選手たちが、日ごろの訓練の成果である消防操法技術を競い合いました。

大会は、火災想定の下、小型ポンプの部とポンプ車の部の二種目を競技。長さ20メートル重さ8キログラムあるホースを担ぎ運搬。2本のホースとポンプを接続して目的地まで延長し、火災に見立てた標的に放水しました。火災発生から消火活動終了までの迅速性、安全性、正確性が審査されました。厳しい日差しの照り返す暑さの中、選手たちは、はつらつと機敏な動きで競技に挑み迫力ある消防操法を実演しました。

徳之島町から出場の団員らは、先輩団員からアドバイスや激励をうけ競技開始。会場に響き渡る点呼や迅速な動きなどで、競技終了まで堂々とした勇姿を見せました。22年ぶりの地元開催に沸く町消防団員や観客は、大きな拍手と声援で町の代表選手の奮闘を讃えました。

順位は以下の通りです。
【小型ポンプの部】
1位：和泊町消防団、2位：喜界町、3位：知名町
【ポンプ車の部】
1位：知名町消防団、2位：奄美市、3位：与論町