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平成28年7月14日に緊急防除省令が廃止され、奄美大島における移動制限等の措置が7か月の期間を経て解除されました。これも生産者や関係機関の御支援の賜物であり、関係者の皆様方の御協力に感謝いたします。今後とも再発防止対策に御協力をお願いします。
1.ミカンコミバエの侵入を早期に発見するため、侵入警戒体制を強化
2.侵入が確認されたら、テックス板等による防除対策を迅速に講じるため、防除体制を整備
3.地元住民と連携し官民一体となって取り組むことが不可欠
ミカンコミバエの早期発見とまん延防止のためには、生産者はもちろん、地域住民の皆さんの協力が不可欠です。つきましては,以下の取組について、引き続き、ご理解とご協力をお願いします。
幼虫(ウジ)が寄生している果実を見つけた場合は、ビニール袋に入れて密封し、役場の農林水産課に連絡してください。
出荷や自家消費しない果実は自主的な廃棄(除去)・伐採をお願いします。
特に、ミカンコミバエが好んで産卵するバンジロウやアセロラ、熟期を迎えたパパイア、ミカン類などは率先して除去してください。
バンジロウは、ミカンコミバエの最好適寄主で集落周辺に多く生育し、昨年度、幼虫の寄生が確認された果実の9割以上が本種であったことから、特に除去が必要。
ピーマン、トマトなどのナス科についても寄主植物であるので、適期に収穫をして、果実を放置することがないようにしてください。
集落内(特に、空き家・沿道に自生する野良樹)の不要な寄主植物の果実除去や伐採、落下果実の回収など、“地域ぐるみでミカンコミバエが繁殖できない環境づくり”をお願いします。(毎月のボランティア清掃活動時など)
廃園や放任園などの情報は、役場の農林水産課に連絡してください。
寄生時期
8~12月
寄生時期
7~11月
寄生時期
6~3月
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