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更新日:2016年9月28日

ミカンコミバエ再発防止対策にご協力を!

平成28年7月14日に緊急防除省令が廃止され、奄美大島における移動制限等の措置が7か月の期間を経て解除されました。これも生産者や関係機関の御支援の賜物であり、関係者の皆様方の御協力に感謝いたします。今後とも再発防止対策に御協力をお願いします。

緊急防除解除後の防除対策

1.ミカンコミバエの侵入を早期に発見するため、侵入警戒体制を強化

2.侵入が確認されたら、テックス板等による防除対策を迅速に講じるため、防除体制を整備

3.地元住民と連携し官民一体となって取り組むことが不可欠

緊急警戒体制の強化

  • 早期発見をするため、トラップを再配置

迅速な防除対策の実施

  • テックス板の備蓄と即時の供給体制づくり
  • 速やかな航空防除の体制整備

住民と連携した平時の対応

  • 植栽マップを作成し、寄主植物を事前除去
  • 採果カレンダーの配布による地域での奇主植物の除去推進
  • 誘殺情報の速やかな住民への提供

地域の皆様へのお願い

ミカンコミバエの早期発見とまん延防止のためには、生産者はもちろん、地域住民の皆さんの協力が不可欠です。つきましては,以下の取組について、引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

異常な果実を見つけたら役場に即連絡

異常な果実を見つけたら連絡を!

ミカンコミバエ防除1

幼虫(ウジ)が寄生している果実を見つけた場合は、ビニール袋に入れて密封し、役場の農林水産課に連絡してください。

 

 

利用予定のない果実は廃棄

出荷や自家消費しない果実は自主的な廃棄(除去)・伐採をお願いします。

特に、ミカンコミバエが好んで産卵するバンジロウやアセロラ、熟期を迎えたパパイア、ミカン類などは率先して除去してください。

バンジロウは、ミカンコミバエの最好適寄主で集落周辺に多く生育し、昨年度、幼虫の寄生が確認された果実の9割以上が本種であったことから、特に除去が必要。

家庭菜園の適期収穫

ピーマン、トマトなどのナス科についても寄主植物であるので、適期に収穫をして、果実を放置することがないようにしてください。

地域ぐるみでの取組推進

地域ぐるみで果実除去、伐採を!

ミカンコミバエ防除2

集落内(特に、空き家・沿道に自生する野良樹)の不要な寄主植物の果実除去や伐採、落下果実の回収など“地域ぐるみでミカンコミバエが繁殖できない環境づくり”をお願いします。(毎月のボランティア清掃活動時など)

廃園や放任園などの情報は、役場の農林水産課に連絡してください。

10~1月の主な寄主植物

バンシロウ

ミカンコミバエ防除3

寄生時期

8~12月

 

 

 

アセロラ

ミカンコミバエ防除4

寄生時期

7~11月

 

 

 

ミカン類

ミカンコミバエ防除5

寄生時期

6~3月

 

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