更新日：2015年2月8日

自信をもって全国に！＝たんかん品評会及び出発式＝

がんばろうのかけ声で出荷シーズンがスタート

徳之島町母間の農産物加工センターで2月2日、町柑橘生産組合主催の「たんかん品評会及び出発式」が行われました。品質向上を図り、今年産の好調な販売へ期待を込めました。
「徳之島たんかん玉黄金」共販の出発式で、高岡秀規町長は「今後の課題の担い手不足や輸送コストへの対策、第2次加工や販売に町として尽力したい」と挨拶。今年は昨年と比べ生産量増の見込み。組合が販売を委託している「しまんちゅ物産」には現時点で多数の注文が来ており、今期は農家の収益増が期待されます。母間郵便局の尚大道局長は「どこに出してもひけをとらない島内のたんかん。全国に自信を持って送り出したい」と話しました。今期の販売拡大を願いテープカット後、生産者や関係者の「頑張ろう」のかけ声で出荷シーズンが幕開けしました。
品評会には、徳之島、天城の2町から18戸の農家が22点を出品。玉揃いや果皮の着色、糖度と酸味など7項目について審査。県農業開発センターと同大島支庁徳之島事務所農業普及課、各町役場の果樹担当者が審査委員を務め、最優秀賞、優秀賞、産地賞の三賞を選びました。参加者は、各賞に入選した果実を手に取り、見事な出来に感嘆の声をあげていました。
品評会入賞者は、下記の通りです。（敬称略）

最優秀賞：幸健一（亀津）
優秀賞：吉本勝太（反川）
産地賞：幸元忠久（花時名）