更新日：2016年9月23日

壮観な月夜の眺め～下久志十五夜～

趣きあるサンシキの連なる風景

下久志集落十五夜浜で9月15日と16日の夜、伝統行事の十五夜祭が開催されました。地元住民や集落出身者、招待客など大勢の人が集まり、月夜の宴を楽しみました。

十五夜浜には、中央の相撲場を中心した円形に、「サンシキ」（日陰ヤカタ）と呼ばれる長さ数十メートルの茅ぶき仮小屋が設けられました。サンシキの下には、一重一瓶を準備した住民が親族ごとに集まり、食事や晩酌を楽しみました。広場の中央では、恒例の相撲や浜踊り、力石を持ち上げる「ハンタ石担ぎ」や綱引きが行われ、集落外からの観客もみんなで参加し祭りを盛り上げました。

夜も更けた十五夜浜には、弧状に連なるサンシキが灯りに照らし出され、趣のある見事な景色が広がりました。