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更新日:2013年4月23日

世界遺産への理解を深めよう

説明を熱心に聞く参加者

説明を熱心に聞く参加者

徳之島町手々集落の公民館で4月22日夜、奄美・琉球諸島の世界遺産登録に関する勉強会が開かれました。地元住民と関係者ら32人が参加。奄美が候補地に選ばれた理由や登録に向けた課題などについて学び、質疑応答で意見交換を行いました。
環境省と徳之島町、NPO法人「徳之島虹の会」の共催。同省奄美自然保護官事務所の田中準自然保護官が、「なぜ徳之島が世界遺産候補地になったのか?」と題し講師を務めました。
田中自然保護官は、文化遺産や自然遺産などの世界遺産の概要について説明し、屋久島と白神山地、知床と小笠原の国内で世界自然遺産登録されている地域の特徴を解説。奄美・琉球について大きく五つのポイントを挙げ「中でも固有性と希少性が重要なポイントである」と述べ、登録に向けては多くの課題があることを強調しました。
引き続き、徳之島虹の会が、これまで取り組んできた自然保護活動などについて紹介し、地元住民の自然保全意識の向上と啓発活動の重要性を訴えました。
質疑応答では、海や山の自然と住民の生活の場が近い距離にある徳之島の特性に対し、自然保護規制の運用緩和を求める意見や島の風習を除外できないかなどの要望が出され、法規制の運用方法での対応や文化の継承も自然保護の一環に考えることなどが提案されました。
世界遺産登録に向けた勉強会は、定期的に町内各集落を巡回して行われる予定です。

スライドを使い分かりやすく解説する田中準自然保護官

スライドを使い分かりやすく解説する田中準自然保護官

質疑応答で疑問点の解消に努める参加者

質疑応答で疑問点の解消に努める参加者

お問い合わせ

所属課室:企画課広報統計係

鹿児島県大島郡徳之島町亀津7203番地

電話番号:0997-82-1112

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