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ホーム > 町政情報 > 広報 > 撮っておき!フォトニュース > 撮っておき!フォトニュース 平成29年1~3月 > 島の魅力を発信~世界自然遺産に関する講演会~

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更新日:2017年3月16日

島の魅力を発信~世界自然遺産に関する講演会~

講演を行う元ユネスコ日本政府代表部研究員の田中俊徳氏

講演を行う元ユネスコ日本政府代表部研究員の田中俊徳氏

平成29年3月4日、徳之島町生涯学習センター2階ホールにおきまして、平成30年に登録が見込まれる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」世界自然遺産に関する講演会・児童らによるエコツアーの事例発表がありました。

第1部には、元ユネスコ日本政府代表部研究員の田中俊徳氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科特任助教)が「世界自然遺産登録は何をもたらすのか?~予測される変化と私たちに出来ること」と題しまして基調講演を行い、屋久島や小笠原などの世界自然遺産の先進地での事例を基に、観光客の増減の動向や地域経済に与える効果等について説明がありました。また、「持続的なエコツーリズム」の推進を提言され、世界自然遺産登録のみに頼らない「長寿や子宝等の国際的なトレンド」や「四季を感じる色とりどりの豊かな食」による可能性を示しました。

第2部では、徳之島町立手々小学校の「われんきゃガイド」、伊仙町立阿権小学校の「島っ子ガイド」による「子ども版エコツアーガイド」の取組みの成果発表がありました。両校の児童は、長崎県立大学の西村千尋教授や地元でガイドを行っている方を講師に総合的な学習の時間を活用して、半年間をかけて集落のコースづくりや案内方法を学び、一般の大人を相手に集落内を歩くエコツアーを実施。「ガイドの勉強を通じて、集落のことをもっと知りたいと思った」「大人からの質問に答えられたときは、自信がついた。学んだことが伝わることが嬉しかった」と集落エコツアーガイドを通じての感想を思い思いに発表しました。

第3部のパネルディスカッションでは、パネラーとして地元ガイド・手々小学校と阿権小学校の学校職員、パネリストに西村千尋教授を迎え、「子ども版エコツアーガイド」による児童・生徒たちの成長や取組みにあたっての課題等について意見が交わされました。「今回の取組みをきっかけに、自主的に先を考えて動き出す生徒が増えた」「地元ガイドから、徳之島全体のガイドへと成長し、島の魅力を広く発信する大使として活躍してほしい」との意見が述べられました。

※この事業は、全国モータボート競走施行者協議会からの拠出金を受けて実施されました。

手々小学校児童による「しまっ子ガイド」についての発表

手々小学校児童による「しまっ子ガイド」についての発表

第3部のパネルディスカッション

第3部のパネルディスカッション

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鹿児島県大島郡徳之島町亀津7203番地

電話番号:0997-82-1112

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