更新日：2023年5月7日

 

令和5年度あいさつ

【徳之島町長：高岡秀規】

新型コロナウィルス感染症も、ようやく落ち着いた

状況となりました。政府は新型コロナウィルスの

感染症の分類を5月から、季節性インフルエンザと

同じ「5類」に引き下げることを決定しております

 

本年は「奄美群島日本復帰70周年」

「奄美群島振興開発特別措置法」の最終年度

「奄美群島成長戦略ビジョン2033」策定年度

そして「徳之島町新庁舎落成」等、あらゆる面で

節目を迎えます。政府は新たな地方創生の

取組として、幅広い分野での地方の社会課題解決や

魅力向上の先駆的な取組を支援・推進

するとしています。

 

例えば

「デジタル田園都市国家構想交付金」

「過疎地域持続的発展支援交付金」

「スマート農業総合推進事業」

など、これらの事業に共通する要綱は

デジタルの活用、データ化、地域間連携などです

 

環境面では、2050年カーボンニュートラル

の実現や地域循環共生圏づくりにむけた

取組を推進しています。

 

広い視野を持ち、ICT・IOT・AI活用や

DX化に対応する人材の育成

「最先端の学びの町の教育」と

土づくりや堆肥の有効活用、有機栽培などに

みられる原点に還りゆく「農業の振興」

そして結いの心「地域コミュニティー形成」の

必要性を改めて強く痛感するところです。

 

その観点から

次期「奄美群島成長戦略ビジョン2033」には

離島のハンデを解消する教育環境の構築

「教育及び文化の振興」

幅広い分野での

「農業の振興」

「デジタル技術を活用した地域課題の解決」

「移住及び定住等の促進」

「自然環境の保全及び再生に関する事業」

「沖縄との連携強化」

について盛り込むよう取り組んでおります

 

先人たちから受け継いだ豊かな恵みを

生み出す自然環境と、自然との共存の中で

誕生した伝統文化を「守りつないでいく島」と

「新たな時代へのまちづくり」誇れるまちづくりを

推進してまいります。

 

「We’reOpen～みらい輝くとくのしま町～」

開かれた未来へ、経済・社会・環境の統合的な

取組を推進することにより、持続可能な徳之島町の

構築に全力で取り組むことをお約束しまして

新年度の挨拶といまします。