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読み方 | しらいじんじゃ |
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史跡区分 | 神社及び聖地 |
所在集落 | 徳之島町白井 |
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白井神社としてこの地に建立されたのは、昭和44年で祭神は祝女神(のろがみ。ミユヌトユマシヌカミガナシ)とされ、集落の氏神として祀られています。この祝女神名は、伊仙町目手久(めてぐ)集落と同じです。かつての白井集落は面縄間切(おもなわまぎり。今の伊仙町)の内に入っており【注1】、目手久(めてぐ)の人たちがここに移り住み生まれた村だと言われます。昔は40戸ほどの農村でした。亀津(かめつ)や目手久、中山(なかやま)、三京(みきょう)といった村々との中継地点になっており、その分岐点あたりはウチャデといって古い墓地跡があります。
神社の祭式は、ウーゴウのミヤ山を最初に参拝し、祭詞にも祝女名を唱えます。まだ徳之島にノロがいた時代は、目手久の親ノロがミヤ山に山籠もりして祭礼を行ったと伝えられています。
〈注釈〉 | |
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【注1】 | 白井はシリと呼びます。シラは坂を指す言葉で、ここから白井と呼ばれた可能性があります。周辺の地名に、面縄(おもなわ)の白井田(シリタ)や中山の白井又(シリマタ)等々があります。明治41年島嶼町村制施行の時に亀津村に編入されました。 |
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