更新日：2023年4月15日

山小学校校舎が国の登録有形文化財に

国の文化審議会（会長 佐藤信）は、令和4年7月22日（金曜日）開催の同審議会文化財分科会における審議・議決を経て本町に所在する「山小学校校舎」を新たに登録文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申を行いました。
この結果、後日行われる官報告示を経て、町内初の登録有形文化財（建造物）になる見込みです。

1.文化財の概要

（1）文化財名：山小学校校舎（さんしょうがっこうこうしゃ）

（2）所在地：大島郡徳之島町山字1808-イ

（3）建築年代：昭和30年/同44年増築

（4）構造：鉄筋コンクリート造2階建

（5）建築規模：面積334平方メートル

（6）登録基準：国土の歴史的景観に寄与しているもの

2.特徴等

徳之島北東部に所在する校舎。鉄筋コンクリート造2階建、各階北側に教室2室並べ、南側は開放廊とし、西端に階段室を付している。後年更に西側に各階1室増築。平面等が琉球列島アメリカ民政府工務交通局の2階建4教室標準設計に共通しており、正面の開放廊下が印象的な校舎。

3.写真

山小学校校舎南東より	山小学校校舎内1階から2階への階段
山小学校教室東から	山小学校教室西から