ホーム > 町政情報 > ふるさと納税 > ふるさと納税活用事業 > 令和5年度ふるさと納税活用事業 > 【ふるさと納税活用事業】朱漆山水人物箔絵丸櫃保存修復
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朱漆山水人物箔絵丸櫃(シュウルシサンスイジンブツハクエマルビツビ)は、徳之島町手々集落の山田忠ー氏の寄贈で、手々ノロ(深見家)資料の一つとして昭和42年(1967)に町指定有形文化財(美術工芸品)に指定されました。
琉球王国時代の漆器類の一つである丸櫃は、祭祀装具一式の内、勾玉などを納めるものとして、琉球王より神女(ノロ)へ下賜されたもので、本丸櫃は円筒形で径24.4cm、高22.3cm。色鮮やかな朱色の上に沈金で文様が描かれており、琉球漆器の緻密さや大胆さが表現されています。
琉球王国が築き上げた独自の漆芸文化を表すものであり、文化財としてのみならず芸術品としての価値を保全することの重要性を鑑み、町として令和4年度から令和5年度までの2か年をかけて保存修復事業に取り組みました。
1.修復前の調査・記録
2.光学分析調査
3.クリーニング
4.構造安定処置
5.塗膜接着(追加:漆固め)
6.刻芋充填
7.下地付け
8.漆固め、仕上げ
9.修復中・後の調査、記録
10.報告書作成
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1.修復前の調査・記録
2.光学分析調査
3.クリーニング
4.構造安定処置
5.塗膜接着(追加:漆固め)
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朱漆山水人物箔絵丸櫃外観(修復前) | 朱漆山水人物箔絵丸櫃外観(修復前) |
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表蓋(修復前) | 表蓋(修復経過) |
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身(修復前) | 身(修復経過) |
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